今日は、ヒラメの生態について書いてみたいと思います。
ヒラメの外観
ヒラメとカレイは似ていますが、「左ヒラメの右カレイ」といわれるように、表側に置いたとき左側に目がついている魚がヒラメとなります。ただ、まれに、右側に目がくるヒラメもいるみたいです。
また、口も大きく鋭い歯がついていて獰猛な顔つきをしています。
ヒラメの分布
ヒラメはサハリン以南から日本、朝鮮半島、東シナ海と広範囲に及んでいます。
また、ごく浅い沿岸から水深の深い砂底に生息しています。
潮通しの良い外洋だけでなく、防波堤のある港内などにも生息し、港でサビキ釣りをしていると、まれに釣れることもあり、思いもよらない良型のヒラメが掛かったりすることもあります。
ヒラメの成長
ヒラメは孵化後、30~40日経過すると体長が13㎜程度になり底生生活を始めます。
稚魚のうちは、主にアミ類のプランクトンや他の稚魚を捕食していて、体調が10㎝を超えると魚食性が高まってきます。
大きいものは1mにも達し、体重は10kg以上に及びます。
ここまで成長するには、10年以上はかかるといわれています。
ヒラメが表層で釣れる
ヒラメは底で釣れると思っていませんか?
サーフで釣りをしていると、良くヒラメがジャンプしている光景を目にします。
ヒラメはマゴチなどと違い、優れた視力と運動能力を備えており、海底から表層まで一気に駆け上がる瞬発力を持っています。
ヒラメがトップウォータールアーに食ってきたなんてこともあります。
天然ヒラメと養殖ヒラメ
一般的にヒラメの裏側(お腹)を見た時、真っ白いものが天然のヒラメ、黒や茶色の斑点が着いたものが養殖ヒラメといわれています。※パンダヒラメともいわれます。
なぜそのような体色になるのかはまだ解明されていません。
ヒラメ料理
ヒラメは白身魚でいろんな料理に使えます。
新鮮なヒラメが手に入った際は、しっかり処理をして、やはりお刺身で食べたいものです。
以前釣ったヒラメを刺身にしたものです。
釣りたてのヒラメは、身も硬く食感が強すぎる為、2~3日冷蔵庫で寝かしてあげるか、昆布締めなどにして、身を落ち着かせてあげた方がおいしく食べることができます。
また、ムニエルやフライ、竜田揚げ、煮つけなどいろんな食べ方があるので、是非食べてみてください。
また、作り方も紹介していきたいと思います。
最後、ヒラメの料理の話になってしまいましたが、以上ヒラメの生態についてです。
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